本物の教え|今月の法話|千葉の神社・お寺なら本光寺《公式》


本光寺案内 今月の法話

寺たより

本物の教え

 「一犬虚に吠ゆれば、万犬実を伝う」という諺があります。一人の嘘も万人が言えば本当になってしまうものです。嘘は簡単に広がりますが真実はなかなか伝わりません。なぜなら嘘は人の耳には心地よく、真実は辛口が多いからです。しかし、辛口の中には糧になる言葉が含まれているものです。
 辛抱して耳を傾けて下さい。実はあなたのことを心配して勇気をふるっての言葉ではないでしょうか。

     
日蓮聖人ご遺文
 
『諸経与法華経難易事』
 
 法華経は最も信じ難く理解し難いお経。それはこの経には有限な凡夫の知恵で無限なる仏の心をつかもうとする挑戦が説かれているからです。混迷する現代の指針はすなわちその法華経。しかし、人々はこの挑戦を避けて目先の安易な教えに付こうとします。それが返って過ちとなることに気付いていないと聖人は嘆かれます。
 体が曲がれば当然影も曲がるが如く、教えという本体が曲がれば人々も曲がった方向に導かれて行くことに警鐘を鳴らされたのがこの一節です。

弘安3年(1280)
聖寿59歳

  • 諸経与法華経難易事
前の法話へ 法話一覧へ
ページ
トップ