平成21年07月01日
冬春「妙一尼御前御消息」
掲出分の前には、「法華経を信ずる人は冬のごとし。冬は必ず春となる。いまだ昔よりきかず、みず、冬の秋とかえれる事を。」とある。
冬来たりなば春遠からじ。冬は春の先触れ。冬と春は直結し逆行はあり得ない。
季節の推移が不変のように、法華経信奉者は必ず成仏し、凡庸(ぼんよう)浅識(せんしき)のおろか者、つまり凡夫にはもどらない。
それは、「法華経を聞く人は一人として成仏しない者はない」と説かれているからである。掲出文は後続して、「経文には若有聞法者無一不成仏と説かれて候」とある。経文は、法華経方便品第二の句。救済の絶対性をあかしたことばである。
冬は春に、信は仏にそれぞれ直結して例外はない。ただし、冬は峻厳(しゅんげん)。それゆえ冬の信は純信(じゅんしん)厳正(げんせい)なのである。

私は韓国籍の女性と結婚しました。私も妻も、結婚に至るまで苦しい試練を乗り越えてきました。「この冬はいつか必ず春となる」と信じてやってきました。お陰様で、いくつもの高い壁を乗り越えることができました。

今、苦しんでいる方々、悩んでいる方々、どうぞご安心ください。法華経を信仰し、お題目をお唱えすれば、必ず春がやってきます。

時間は掛かるかもしれませんが、どうぞ焦らずにゆっくりと、素直に、冷静に、正直な気持ちで精進しましょう。
妙一尼御前御消息