平成20年11月01日
功徳「南条殿御返事」
この御遺文は、麦の供養への謝辞を述べた中の一節である。
「彼をもって此を案ずるに、檀那の白麦はいやしくて仏にならず候べきか。おくり給びて候御心ざしは、麦にあらず金なり。金にはあらず法華経の文字なり。今の麦は法華経の文字なり」と芳志を讃える。
釈尊在世の月は今も変わらず同じ月として輝く。花も咲き続けて同じ。懇志の功徳も同様である。
「昔と今と一同なり」、「在世は今にあり、今は在世なり」。

当然のことながら、今と昔とでは社会が変わり、人間が変わってしまいました。更には、寺院のあり方や僧侶の心も変わってしまいました。でも、法華経とその功徳は今も昔も変わりません。
この乱れた末法の世を、法華経の功徳を信じ、力強く生きていきましょう。
南条殿御返事