仏神案内 鬼子母神「安産守護子安鬼子母大善神」

鬼子母神について

鬼子母神は安産や育児の神様で法華経護持の神ともされています。
鬼子母神は歓喜(かんぎ)とよばれ、王舎城(おうしゃじょう)の夜叉神の娘で、結婚して多くの子供を産みました。しかしその性質は暴虐この上なく、自分の子を育てるだけの栄養をつけるために他の幼児をとって食べるので、人々から恐れ憎まれました。
これを見かねたお釈迦様は、その過ちから彼女を救うことを考えられ、彼女が最も愛していた末子の愛奴(あいぬ)を乞食(こつじき)に用いる鉢に隠しました。彼女は半狂乱となって世界中を7日間探し回わりましたが、見つけることができませんでした。そこでお釈迦様に助けを求めました。
お釈迦様は、こう諭しました。「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん」(1000人いる子供の1人を失うだけでそのような状態になってしまいます。それなのに人の子供を1人食べられた時の両親の心の内はどんなものなのでしょうか)
鬼子母神ははじめて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依し、その後安産・子育の神となることを誓い、人々に尊崇されるようになったとされています。
日蓮聖人は御書のなかで「十羅刹女と申すは10人の大鬼神女、四天下の一切の鬼神の母なり。また十羅刹女の母なり、鬼子母神これなり」と述べられ鬼子母神を重視されています。
「恐れ入りやの鬼子母神」という言葉は、いろいろ使われていますが、太田蜀山人の狂歌の「恐れ入谷の鬼子母神、どうで有馬の水天宮 志やれの内のお祖師様」という酒落言葉の中から出たものです。”入りや”と”入谷”を掛けたものです。
ちなみに関東で有名な江戸三大鬼子母神は、入谷の鬼子母神、雑司ヶ谷の鬼子母神、市川市の正中山法華経寺のことをいいます。

鬼子母神「安産守護子安鬼子母大善神」のご案内

本光寺の本堂に「安産守護子安鬼子母大善神」が安置されています。子安形の鬼子母神です。
安産を守る慈愛の神様と言われ、仏教の女性の神様です。
左手を添えながら胸に赤ちゃんを抱いて、右手には吉祥果(ザクロ)を捧げています。

江戸時代の日本人の平均寿命は30~40歳です。そして50歳を超えたのは戦後の1947年になってからです。
実は、乳幼児死亡率が高かったので日本人の平均寿命が低かったのです。
現代は、赤ちゃんが病気にかかっても医療の力によって命は助かります。
しかし、どの時代でも赤ちゃんの健やかな成長と健康を願う気持ちは昔も今も変わりません。妊娠から出産までは奇跡の連続なのです。

「安産守護子安鬼子母大善神」の守護を頂戴し、母体・胎児ともに健康を守り、幸福に満ちた赤ちゃんの無事なる誕生のため、本堂で祈願をなされてみてはいかがでしょうか。

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鬼子母神「安産守護子安鬼子母大善神」のご利益

  • 母体健康のご利益 … 母親の健康
  • 胎児健康のご利益 … 赤ちゃんの健康
  • 安楽出産のご利益 … 母親・赤ちゃんともに安全で楽なお産
  • 福子成長のご利益 … 幸福に満ちた赤ちゃんへの成長

本光寺古文書では毎月8日が縁日になっております。毎月8日に「鬼子母神」に願い事をすれば、その願いが叶うといわれており、安産に縁起のいい日とされています。

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鬼子母神「安産守護子安鬼子母大善神」の参詣の仕方

お線香をつける前に、手水舎によって手や口を清めていただきます。 手水舎は「茶庭」と「きずな之湧水」の2箇所にございます。お好きな手水舎で身を清めてください。

茶庭の手水舎のご案内はこちら

きずな之湧水の手水舎のご案内はこちら


手や口を清めた後に、お線香をつけて参拝します。

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